月別アーカイブ: 2007年9月

カフェイン不耐症(カフェインアレルギー)の主な症状

今回は具体的に、カフェインによって出てくる症状について。

私もインターネット上でカフェイン不耐症の方々と意見交換をする事があるのですが、その中で多く見られる症状は下記のようなものです。

●頭痛 ●胃痛 ●動悸 ●焦燥感 ●異常なまでの興奮状態 など

しかし、これらの症状が全て出るわけではなく、摂った品や量によっても違いはあるようです。つまり、一概に症状を述べるのは難しいのです。

私の場合、このブログを投稿した時点では、次のような症状が出ています。(2015年10月4日時点では出る症状が更に重くなり、今回提示したもの以外でも症状が出るケースもございます)

① コーヒー
摂った直後に胃が膨れ上がり、激しく痛む。それが原因で仕事を3日欠勤してしまった事もある。コーヒーカップ1杯で確実に不調になる。

② 緑茶
摂って数時間内に激しい頭痛。薬でも抑えにくい。小振りの湯飲み1杯が限界。

③ チョコレート
摂った直後に胸が苦しくなり呼吸困難になる。板チョコ2・3片で大体起こる。

上記の①~③は確実に症状が出る食品で、不耐症が分かってからは抹茶とココアを一切、口にしていません。

そして、条件次第で不調になるものがこちら。(2015年10月4日時点では、いずれも無条件で症状が出るものに変わりました)

④ 紅茶
1日にカップ(アイスならグラス)1杯なら調子を崩さない。但し、ポットサービスで出されたものは、その限りではない。また、カップ1杯でも3日連続で摂ってしまったら、上記②と同じ症状に襲われる。

⑤ 「ノンカフェイン」と明記されていないコーラ
カロリーを考え「ゼロカロリー」のものしか摂らないが、一部の商品では300ml程度で頭がクラクラして朦朧とする。体に合うものは1日300ml程度だと受け付けるが、④同様、3日連続で摂ると体調不良を起こす。

尚、1日に④と⑤を両方とも摂ることはできず、どちらか一方でも摂れば、3日連続の摂取はできません。

それが分かるまでは、かなり苦労をしたものですが、分かってからは適量をコントロールできるようになりました。(2015年10月4日時点では「適量」なるものは存在せず、完全に避けることが求められています)

以上、今月は主にカフェイン不耐症の基礎知識を綴りました。来月と再来月はシリーズで、カフェイン不耐症に苦しむ方には大きな落とし穴になりうる問題を綴って参ります。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年9月30日に投稿された記事『カフェイン不耐症の症状』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月11日★
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コーヒーとお茶類のカフェイン含有量を知る

今回はカフェインの含有量のお話。特にコーヒーとお茶類に絞って見ていきましょう。

皆さんはコーヒーやお茶類の中で、どれが1番カフェインを多く含んでいると思われますか? また、どれ位の割合でカフェインが含まれていると思いますか。

かつて、大阪市立博物館の学芸員、小野昌弘氏はそのHPでカフェインの含有率を、抽出する前の物質の段階と抽出液に分けて表で示し、それらを見る際に注意しなければならないことを明記していました。(2015年10月4日時点では該当HPが見当たらず)

まず、100gあたりのカフェイン含有率は下記の通りと記載されていました。

コーヒー炒り豆 1.3%
ほうじ茶 1.9%
紅茶 2.7%
ウーロン茶 2.4%
玉露 3.5%
番茶 2.0%
煎茶 2.3%

ここで、「コーヒーはカフェインが少ないのか」とか、「むしろお茶を避けるべきなのか」と思われた方もあるかも知れません。

しかし、ここでよく考えてください。普段の生活でコーヒー豆や茶葉をそのまま食べることはまずしないでしょうし、コーヒーやお茶にして頂く時、それぞれ使う量は異なります。

では、今度は抽出液(お湯で出したもの)100mlあたりのカフェイン含有率を見ていきましょう。

尚、これに関しては小野氏のまとめたデータよりも新しいものがネスレの公式HPにありましたので、そちらをご紹介いたします。(2015年10月4日現在では、『日本食品標準成分表 2010』を元に、データが作成されています)

レギュラーコーヒー(インスタントコーヒー) 0.06%
ほうじ茶 0.02%
紅茶 0.03%
ウーロン茶 0.02%
玉露 0.16%
番茶 0.01%
煎茶 0.02%

如何でしょうか、突出している玉露を除けば、コーヒーがカフェインを多く含むことがよく分かります。この割合が分かれば、普段飲んでいる量からカフェインの摂取量を計算する事も可能です。

例えば、インスタントコーヒーを150ml飲んだとします。インスタントコーヒーのカフェイン含有率は0.06%ですから、約0.08g(80mg)のカフェインを摂ることになります。

もちろん抽出する量やお湯の温度などによって、カフェインの含有量が変わることもありますが、1つの目安として使うことが出来ます。最近では、カフェインの含有量や含有率を食品成分やアレルギー物質と共に提示している外食産業もあるようです。

では、次回はカフェイン不耐症の気になる症状について見ていくことにしましょう。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年9月23日に投稿された記事『カフェインの含有量』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月11日★
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カフェインを含む主な食品

今回は「カフェイン」がどういった食品に含まれているかを見ていきましょう。実は、カフェインを含む食品は挙げるとかなりの量になるのですが、代表的なものを知っておくだけでも考え方が変わるかと思います。

「カフェイン(caffeine)」と言う位ですので、真っ先にコーヒーを思い浮かべた方は多いことでしょう。コーヒーはカフェイン含有量が多い部類です。

また「お茶類」もカフェインが多く含まれます。製造過程で発酵させない緑茶、半発酵のウーロン茶、完全に発酵させる紅茶などございますが、製法は変われどカフェインは残っています。

カフェインが「比較的少ない」と言われるほうじ茶や番茶でさえ、ノンカフェインではありません。「比較的少ない」が「無い」や「ゼロ」と読めてしまっては困ります。

そして、もう1つ代表的なのが「カカオ」。チョコレートやココアの原料ですね。一時、話題になった「高濃度カカオチョコレート」はある意味で「カフェインの塊」を食べているようなものでしょう。

しかしこれらの名前を聞いて「カフェインを含むもの=茶色い」とだけ思い浮かべた方もいるのではないでしょうか。では、「ホワイトチョコ」や「ストロベリーチョコ」などはどうでしょうか?

実は色こそ変われど、カカオが原料なのには変わりません。量は少ないながらも、やはりカフェインは含まれます。これらのチョコで調子を崩された方の話を耳にし、私自身も体調不良を起こしたことがあります。

これらの食品は、カフェインの代表選手のようなものです。

これらにはどの程度のカフェインが含まれているでしょうか。次回は「含有量」について見ていきましょう。また、近いうちに思わぬ所に潜んだカフェインについて取り上げる予定です。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年9月16日に投稿された記事『カフェインを含む食品』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月11日★
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