月別アーカイブ: 2007年11月

ドーピング検査から見えた「カフェイン」の取り扱い

カフェインの効果で真っ先に挙げられるのが「興奮作用」ではないでしょうか。そこに着目した私は「ドーピング検査」と何か関係があるのではないか?と考えました。

その検査で禁止されている薬物には興奮剤があり、それを服用してはならないとなれば、スポーツ選手が服用できる薬は限られ、きちんとした形のリストが存在するはずだと考えたからです。

しかし現状はショッキングなものでした。

複数のサイトから得られた結論は「カフェインは2004年からドーピング検査の禁止薬物ではない」というものでした。スポーツ選手がカフェイン入りの薬を服用しても、それだけでは特にとがめられないと言うのです。(2017年4月11日時点でも同様です)

しかし、禁止薬物ではないものの「要経過観察」とあり、過度な服用にならないように注意を喚起しています。

尚、ある程度ですが、日本体育協会のHPにてスポーツ選手が服用可能な薬をリスト化しています。処方薬や市販薬の「一例」とありますが、カフェインへの言及が無いため、カフェインの有無は自ら調べる必要がございます。

現在、私自身も無水カフェインを含まない市販薬を選んで利用していますが、実際に利用する中で「これは問題なのでは」と思う事柄について、今後掘り下げてまいります。特に「風邪薬」はしっかり考えておきたいものです。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年11月11日に投稿された記事『カフェインとドーピング検査』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月11日★
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市販薬に忍び寄る「カフェイン」の影

「カフェイン不耐症」についてつづっている当ブログ。今月綴っていく内容は、かなり深刻なものになります。

今月はどこのご家庭にもある「市販薬」と「カフェイン」の関係について。

これまで、カフェインを受け付けない方にとって、カフェインは色々な面で弊害を及ぼすことを綴ってきました。しかし、本日から綴る「薬(市販薬)」は、カフェインについて最も深く考えるべき問題だと思っています。

突然ですが、皆さんのご家庭には薬がありますか? また、それらはどういった薬でしょうか?

頭痛薬、風邪薬、胃薬、目薬など、様々な薬があるかと思いますが、もし手元に頭痛薬と風邪薬がありましたら、その箱や添付文書で主成分を見てください。

頭痛薬の大半、そしてほぼ全てに近しい風邪薬には「無水カフェイン」というものが入っています。また、無水カフェインほど数は多くありませんが「カフェイン水和物」を含むものもございます。

無水カフェインとは、カフェインから水(H2O)分子を取り除いたもので、効用はカフェインと同じと言われます。ひょっとしたら水分子が無い分、濃度が高いことも考えられます。

カフェインの興奮・覚醒作用で痛みの症状を和らげ、「眠くなりにくい」効果を上げているのです。

その含有量は様々ですが、中には1回の使用量で80mg以上にのぼるものもございます。この量は以前綴った資料を基に述べると、インスタントコーヒーをカップ1杯飲んだ量に匹敵します。

たかだか数グラムの粒の中に、それだけの量を含んでいるとなると、非常に恐ろしく感じられます。

私自身、かつてはそのようなことを知らずに、カフェイン入りの頭痛薬と風邪薬を飲んでいました。ところが2007年の初め、頭痛が激しくなって頭痛薬を飲んでも効かなくなりました。それどころか飲めば飲むほど頭痛が酷くなりました。

そこで何気なく箱の説明を読んで無水カフェインの存在を知ったのです。ちなみに1回量につき、75mg入っていたようです。一方の風邪薬にも無水カフェインは入っており、それ以後、服用をやめました。

さて、カフェインと聞いて真っ先に思い浮かぶ効能は「覚醒作用」や「興奮作用」ではないでしょうか。この言葉を聞いた時、「ドーピング」と思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

次回はドーピング検査との関連から、カフェインを考えてまいります。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年11月4日に投稿された記事『カフェインと市販薬』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月11日★
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