「不耐症」と「アレルギー」の違い

いよいよ始まった『カフェイン不耐症の生きる道』。最初のうちは基礎的な情報を綴って参ります。

今回は「不耐症」という言葉について。

私はカフェインを受け付けなくなってからと言うもの、出先でコーヒーやお茶などを勧められると、必ず「カフェインを摂ると体調を崩すので…」と、断るようにしています。

その際、決まって言われるひと言が、「ああ、カフェインのアレルギーがあるのね」と、いうものです。なるほど、「●●を摂ると体調を崩す」と言われたら真っ先に「アレルギー」という言葉が思い浮かびます。

では、「アレルギー」とはどういうものでしょうか? Wikipedia「アレルギー」の項には下記のように綴られています。

免疫反応が、特定の抗原に対して過剰に起こることである。免疫反応は、外来の異物(抗原)を排除するために働く、生体にとって不可欠な生理機能である。

もし、カフェインにアレルギーがあるとすれば、体内の免疫がカフェインを排除しようとして厄介な症状をもたらす…という事になりますよね。

ところが、カフェインに反応する免疫は医学的には存在しないと言われています。そして、アレルギーではなく「不耐症(ふたいしょう)」という言葉が当てられると考えられているようです。

「不耐症」を同様にWikipediaで調べてみたところ、「不耐」という項で以下のようにありました。

その生物が生まれつき抵抗力を持っているものに対して、その抵抗力が失われて弱くなっている現象のこと。

「生まれつき持っている抵抗力」、つまり後天的に獲得されうる「免疫」とは異なります。カフェインを受け付けない人とは、「カフェインへの抵抗力が低下している人」と、考えられます。

尚、「不耐症」で代表的なものが「乳糖不耐症」。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするというものですね。他にもアルコール不耐症などが存在するようです。

では、カフェイン不耐症の方を苦しめる「カフェイン」とはどういうものなのでしょうか? これについては次回、綴って参ります。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年9月2日に投稿された記事『不耐症とアレルギー』を加筆修正したものです。