コーヒーとお茶類のカフェイン含有量を知る

今回はカフェインの含有量のお話。特にコーヒーとお茶類に絞って見ていきましょう。

皆さんはコーヒーやお茶類の中で、どれが1番カフェインを多く含んでいると思われますか? また、どれ位の割合でカフェインが含まれていると思いますか。

かつて、大阪市立博物館の学芸員、小野昌弘氏はそのHPでカフェインの含有率を、抽出する前の物質の段階と抽出液に分けて表で示し、それらを見る際に注意しなければならないことを明記していました。(2015年10月4日時点では該当HPが見当たらず)

まず、100gあたりのカフェイン含有率は下記の通りと記載されていました。

コーヒー炒り豆 1.3%
ほうじ茶 1.9%
紅茶 2.7%
ウーロン茶 2.4%
玉露 3.5%
番茶 2.0%
煎茶 2.3%

ここで、「コーヒーはカフェインが少ないのか」とか、「むしろお茶を避けるべきなのか」と思われた方もあるかも知れません。

しかし、ここでよく考えてください。普段の生活でコーヒー豆や茶葉をそのまま食べることはまずしないでしょうし、コーヒーやお茶にして頂く時、それぞれ使う量は異なります。

では、今度は抽出液(お湯で出したもの)100mlあたりのカフェイン含有率を見ていきましょう。

尚、これに関しては小野氏のまとめたデータよりも新しいものがネスレの公式HPにありましたので、そちらをご紹介いたします。(2015年10月4日現在では、『日本食品標準成分表 2010』を元に、データが作成されています)

レギュラーコーヒー(インスタントコーヒー) 0.06%
ほうじ茶 0.02%
紅茶 0.03%
ウーロン茶 0.02%
玉露 0.16%
番茶 0.01%
煎茶 0.02%

如何でしょうか、突出している玉露を除けば、コーヒーがカフェインを多く含むことがよく分かります。この割合が分かれば、普段飲んでいる量からカフェインの摂取量を計算する事も可能です。

例えば、インスタントコーヒーを150ml飲んだとします。インスタントコーヒーのカフェイン含有率は0.06%ですから、約0.08g(80mg)のカフェインを摂ることになります。

もちろん抽出する量やお湯の温度などによって、カフェインの含有量が変わることもありますが、1つの目安として使うことが出来ます。最近では、カフェインの含有量や含有率を食品成分やアレルギー物質と共に提示している外食産業もあるようです。

では、次回はカフェイン不耐症の気になる症状について見ていくことにしましょう。

本記事は、ブログ『カフェイン不耐症の生きる道』より、2007年9月23日に投稿された記事『カフェインの含有量』を加筆修正したものです。

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