Case 1 「チョコレートでまさかの呼吸困難」

私の場合、受け付けなくなる食品が徐々に増えていったこともあって、カフェインに対する症状がまだ軽かった頃には「これはまだ大丈夫だろう」などと過信していたところがありました。

しかし、これから綴っていくお話を機に、過信をしてはならないと考えるようになりました。きっかけは「エクレア」でした。

ある日のこと、14時過ぎでしたが、何か甘い物が食べたくなり近所のスーパーへ向かいました。冷蔵の洋菓子コーナーを見ると、2割引のシールが貼られたエクレアを見つけました。

その当時は、チョコレートを食べて頭が痛くなることが何回かありましたが、そのことは気にせず1個買って自宅で食べました。元々エクレアが好きだったので、美味しく頂きました。

ところが食べて数分後、急に胸が締め付けられ、呼吸困難に陥りました。声も出せず、鼻でも口でも呼吸が出来なくなったのです。当然ながら、救急車を呼ぶことも出来ませんでした。

暫くうずくまって苦しみましたが、幸いにも呼吸が落ち着き始め、どうにか元の状態に戻りました。元々、卵や小麦、乳製品のアレルギーが無いことから、呼吸困難の原因はチョコレートであると確信しました。

如何でしょうか? 無知であったことを反省しつつも、怖い出来事だったと今なお痛感しています。これまで「頭が痛くなることがある」程度だったものが、初めて命の危険にさらされるほどの症状に見舞われたのです。

私にとって、食事が原因で呼吸困難に陥ったのは、後にも先にもこの1件だけです。食事に関係無く呼吸困難に陥ることもそうあるものでは無いので、パニックにも陥りました。

どうしたことか、それから暫くはチョコレートに対する症状に限り一時的に快方に向かっていったのですが、その後に起きた一件で、2度とチョコレートを食べてはならないと肝に銘じたのです。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2011年1月9日に投稿された記事『カフェインアレルギー・ケーススタディ その1』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月27日★
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