Case 5 「カフェインは空中に舞っている」

「カフェインで調子を崩す」と聞くと、多くの方は「カフェインを食べるか飲むかした結果そうなった」と考えるでしょう。しかし、実際には口を介さずにカフェインが取り込まれるケースがあるのです。

今回は、粉末や粒子などが空気中に漂った結果、起きてしまった体調不良を綴ってまいります。

気の合う女友達と3人でランチに行った時のこと。決まって行く洋菓子店で、パスタランチとケーキを頂きました。ランチにはケーキを付けることが出来ました。

既にカフェインアレルギーが悪化していた私は、苺のショートケーキを注文し、飾り付けにもチョコを用いないようお願いしました。

友人2人は、それぞれチョコレートケーキを注文。1人のものにはチョコを薄く削った物がまぶしてあり、もう1人のものにはココアパウダーが使われていました。

ゆっくり談笑しながらランチを食べ終え、ケーキが並べられたました。すると、その頃から急にムカムカする感じが強くなり、座っていて血の気が引く感じさえありました。

全体的にボリュームがあったので、最初はそれでお腹一杯になったのだろうと思っていました。しかし、通常の満腹感とも異なり、喋る気力もありません。

幸か不幸か、友人達が話に夢中になっていたので、そこに相槌を打ちながら調子の悪さを悟られないように努めました。

ケーキだけは食べきろうと思い、何とか口に運びました。その後、友人2人もケーキを食べきりました。調子はこれ以上悪くはならないものの、良くなる感じもありませんでした。

その時、お店の方が来られて空いた皿を片付けました。その瞬間、これまで調子が悪かったのが、何事も無かったかのように元気を取り戻したのです。

ムカムカするどころか、まだもうちょっと食べられるかも?と思えるくらいでしたし、血の気も戻って話に参加できるくらい元気になったのです。

その後、私はジュースを、友人達は紅茶を頂きました。そこからは、いつもと変わりなく過ごしました。

如何でしょうか? 私が注文したランチやケーキにカフェインが入っていた訳でもないのに、調子を崩すというのは不思議ですよね。実は食事中に貧血を起こすことは今もあるのですが、それは決まって、食事を一気に摂った時に限られます。

しかも、友人のチョコレートケーキが並んだ頃から調子を悪くして、対象物がなくなった瞬間に体調が元に戻りました。削ったチョコやココアを吸い込んだために体調を崩したと考えるのが妥当だと思えた瞬間でした。

その後も洋菓子店やデパートの食品コーナーなどを歩いただけでも症状を起こし、退店した瞬間に治るということが続いたため、空中に舞ったカフェインによる症状があると確信しました。

ムカつきや頭痛、喘息に近い咳が出ることがあれば、咳や声も出ないほどの呼吸困難に陥ることもあります。最も安心して居られる環境は、誰も居ない自分だけの空間なのかもしれません。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2011年2月13日に投稿された記事『カフェインアレルギー・ケーススタディ その5』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月27日★
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