Case 8 「そんなこと、私に言われても」

カフェインで体調を崩すようになって以降、色々な場面で困った状況に置かれました。今回は、折角ヒントも出したにもかかわらず、穏便に済む筈だったことが落胆にしかならなかった事例を綴ってまいります。

当時住んでいた場所には、年に数回立ち寄るパン屋がありました。ある日、その店でパンを買って帰ることにしました。色々と商品が並ぶ中で、パウンドケーキのような分厚くて食べ応えのありそうなパンが目に入りました。

パッと見た感じでは、ドライフルーツやナッツなどが入っているように見え、生地は茶色でした。店頭POPには「色々と入っています」と書かれていました。

もし、ドライフルーツやナッツだけ、または黒糖を使っているだけであれば問題なく食べられます。しかし、コーヒーや紅茶、ココアを使っているとすれば買うことは出来ません。

店側の説明文だけでは決め手に欠くので、販売の女性に、パンには何が入っているのかを尋ねました。すると女性は、口ごもりながら、どこか面倒臭そうに答えました。

「あの商品は…とにかく色々と入っているのです」

そこで私は

「色々が何かを知りたいのですが…チョコとかナッツとか。もしそれが分かれば商品を買おうとも思うんですけどね」

と、少し具体的に尋ねました。

すると女性は厨房に行き、製造の方に確認を取ってから戻って来ました。

「やっぱり…色々ってことで、お答えできません」

そこに「申し訳ない」などと言った言葉はなく、誠意が全く伝わりませんでした。既に別の商品を選んでいたので、「あぁ、そうですか」と言って精算し、「2度とこの店に行くものか」と心に誓いました。

如何でしょうか? 企業秘密というものはあるのかもしれませんが、それに見合う回答や対応が欲しかったですね。しかも今回は厨房に行って確認を取っていながらこのような対応をされ、非常に不信感を抱きました。

口ごもった説明も、恐らくその方が商品について何も知らないという表れだったようにも思います。面倒な質問もあると思うので、応対も大変かも知れませんが、それでも後味の悪さばかりが残りました。

もし「●●を使っています」という回答があって、カフェインが無いと分かれば喜んで買っていたと思います。カフェインがあったとしても、それなりに対応できたと私自身は思っています。

今回の件は、カフェインアレルギーと言うことを抜きにしても問題のある出来事でした。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2011年4月17日に投稿された記事『カフェインアレルギー・ケーススタディ その8』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月27日★
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