Case 11 「どうしてノンカフェインではないのですか?」

 

「100%のタンポポコーヒー」と聞けば「間違い無くノンカフェインだ」と思われる方もあるでしょう。ひょっとしたら「安全神話」だと思われている方もあるかも知れません。しかし、これから綴っていく事柄を見ると、その考えはあっさりと崩れる筈です。

ある日、私はアロマ・ハーバルグッズを取り扱う「生活の木」に足を運びました。これから使ってみたい精油の匂いを嗅いだり、ハーブティーなどを手にとったりする中、以前から気になっていたタンポポコーヒーも見比べることにしました。

そこには
① 100%タンポポのみのもの
② 大麦やライ麦などで香ばしさを加えたもの
③ 黒大豆や小豆、乳糖などで甘目に仕上げたもの
という3種類の商品がありました。

味の違いだけだろうと思って眺めていると、「ノンカフェイン」と書かれているのが③だけだったことに気づきました。どういうことだろうかと思い、店員に話を聞きました。

「そうなんです、ここでの基準でノンカフェインと言えるのはこの(③の)商品だけなんです」

即答でした。私は不思議に思い、②は混ぜものをしているのでカフェインを含んでもおかしくない(本当は③もそう感じる)が、①はタンポポしか使っていないのにノンカフェインとならないのは何故なのか尋ねました。

「そうなんです、ただ当社の基準で調べたところ、①も②も微量にカフェインが検出されたのです。なので、カフェインに敏感な方には③をお勧めしております」

意外に思いつつも、店員の話には説得力があり納得しました。すると、棚にチコリーコーヒーがあるのが目に入り、折角なのでチコリーコーヒーのカフェイン量についても尋ねました。

「はい、これ(チコリーコーヒー)もカフェインが微量に検出されています」

置いてあったチコリーコーヒー3種類全てに「ノンカフェイン」の記載はありませんでした。タンポポコーヒーも含め、試飲も勧められましたが、殆どがノンカフェインではなかったショックもあって辞退しました。

如何でしょうか? これが「タンポポコーヒー安全神話」を崩壊させた出来事です。同時に「チコリコーヒー安全神話」も崩れました。

私は今回の店員の話を聞いていて、少し説明不足かもしれないけど信頼できると思いました。ラベルの「ノンカフェイン」の有無が決め手です。それに気がついていなかったら、ここまでの説明はできないでしょう。

後にお客様相談窓口に、このブログ(『カフェインアレルギーの歩む道』)などの事情を伝えた上で問い合わせをしたところ、より明確かつ店員の話を裏付ける回答が得られました。スタッフの教育が行き届いているところにも感心しました。

話としてはショックな内容でしたが、的確な回答が得られたことで、清々しい思いもしています。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2012年4月8日に投稿された記事『カフェインアレルギー・ケーススタディ その10』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月27日★
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