カテゴリー別アーカイブ: カフェイン不耐症(アレルギー)の基礎知識

カフェインを見抜くための2つの大事なポイント

カフェインを含むものは案外多いように思います。食品だけでなく、医薬品や日用品にも含まれており、油断していたらカフェインに触れていた…なんてことも少なくありません。

カフェインを含むものを知っておくことは有益であると考えます。カフェインで体調を崩す方は、それらを上手に避けることが出来ますし、そのような方を相手にする場合でも、上手く対処出来るのではないでしょうか。

しかし、コーラや栄養ドリンクなどのように、後からカフェインを添加したものであれば、原材料欄に「カフェイン」と明記されて分かりやすいのですが、元々カフェインを含むものを原材料に使っていれば「カフェイン」の文字は見られないケースが殆どです。

そこで、カフェインを見抜く際には、次の2つを必ず忘れずにしておきましょう。

① いつも原材料(配合成分)をチェックする
② 楽観的な思い込みを捨てる

まず、①はカフェインを見抜く最大のポイントになってきます。カフェインの文字が無くても、カフェインを含んでいると分かるものが記載されていることは非常に多いです。

「チョコレート」を例に取ると、「チョコレート」は勿論、「ココア」「カカオ」「カカオパウダー」「カカオバター」「チョコレートコーティング」などの文字を見れば「チョコレートに関係したものだ」と分かり、正しく避けることが出来る筈です。

ここで、気をつけたいのは、小さな子どもだけで買い物をさせる場面ですね。まだ「チョコレート」「ココア」などは読めるかもしれませんが、「抹茶」「烏龍茶」などといった漢字を読めないケースもあるでしょう。

その際には必ず、大人がフォローすることも大事になってきます。「文字は読めるには読めるけど、内容までは分かっていないかも」といった場合も、大人が適切にフォローしたいものです。

次に、②ですが、例えば「この商品にカフェインが入るなんて思えないから大丈夫だろう」「前にこの商品を買って大丈夫だから今回も大丈夫だろう」などと安易に考えていては、カフェインで痛い目に遭うケースが出てきます。

冒頭にもある通り、カフェインは食品に限らず、医薬品や日用品でも含まれる場合があります。また、食品だけに注目しても、これは入っていないのでは?と思いがちなものでも入っているケースがありましたよね。

楽観的な思い込みを捨てれば、自ずと原材料チェックに集中出来るようになります。買い物にかける時間がかかることも、安全のためならと受け入れることが最善だと思います。何もこれは、カフェインに限ったことでは無いですね。

ここまでは、原材料が明記された商品を買う場合を見てきましたが、飲食店や菓子店などの商品は原材料がハッキリ分からない場合が多いです。この場合は、店員さんに確認を取るのが最善でしょう。

ただし、世の中の店員さんが全員「カフェイン」を十分に理解しているとは限らず、商品によっては「企業秘密」で明かせないこともございます。この場合は残念ながら、真偽はともかく「買わない」という選択肢を取ることになるでしょう。

これからも、本ブログでは、カフェインに関する情報を提供してまいります。これらの情報を参考にしていただきながら、適切にご対応いただければと考えています。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2010年2月21日に投稿された記事『カフェインを見抜く』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月15日★
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こんな食品も「カフェイン」に気をつけて

コーヒーやお茶類、チョコレートなどは「カフェインが含まれる」とすぐに気が付きやすいものです。しかし、これらの食材が思わぬものの中に少しだけ含まれている場合、うっかり口にした…ということも起きてしまうのです。

今回は、そのような食品の例を取り上げてまいります。

まず、ご飯のお供になる「ふりかけ」。海苔と卵の取り合わせや、鰹節をふんだんに使ったもの、すき焼き風味のものなど、色々な商品がありますね。近年では、健康を意識した作りの商品も増えているようですね。

しかし、黄緑色の粒が入ったものは要注意です。あの粒の正体は、多くの場合で抹茶なのです。微量であっても毎日のように摂り続ければ、不調を起こすことがありますので、原材料に「抹茶」とあるものは避けるべきでしょう。

同様に「お茶漬けの素」に黄緑色の粒が入っている場合も、抹茶を疑う方が良いと思われます。

抹茶と言えば「茶そば」も要注意です。色の綺麗さはありますが、カフェインもしっかり入っています。茹でてもカフェインが完全に除去された状態は期待出来ないでしょう。

見抜くのが困難なもののひとつに「カレー」があります。今このブログをご覧いただいている方の中にも、カレーの隠し味としてインスタントコーヒーやチョコレートを入れている方はいらっしゃいませんか?

大手チェーン店のカレーでも、これらが入っていると言う話もあり、出先でカレーを食べる場合も注意が必要です。また、台所や厨房で調理せずとも、買ってきたルー(素)の時点で混入しているケースもございます。

もうひとつ事例を紹介いたします。かつて働いていた洋菓子店でのことですが、クリームや果物をふんだんに乗せた「タルト」に、ホワイトチョコレートが使われるケースがありました。

タルトに水気が渡ってサクッとした食感が無くなることを防ぐために、タルトの表面にホワイトチョコを塗っていることが多いようです。その上にクリームや果物を乗せると、ホワイトチョコは見えなくなります。

どうやらこのような手法は、私が勤務した店に限らず、他の店や市販の品でも見られるものだそうです。洋菓子店の場合、原材料を明記しないことの方が多いため、非常に恐ろしく感じます。

今回取り上げた食品は、あくまで「一例」です。これら以外にも、カフェインを含む(うっかりカフェインを口にする)ものは存在します。危険因子を減らすという点でも、知っておくべきだと考えています。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2010年2月7日に投稿された記事『思わぬ食品に潜むカフェイン』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月15日★
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カフェインを含む飲み物は、コーヒーやお茶類だけではない

過去のブログで、カフェインを含む代表的な食品として、コーヒーやお茶類、チョコレートなどがあることを取り上げてきました。言うまでもなく、カフェインを含む食品は、これだけではありません。

今回は「飲み物」に着目して、どのようなものにカフェインが含まれるかを見ていくことにしましょう。

真っ先に思い出されるのは「コーラ」ではないでしょうか。近年では「ノンカフェインコーラ」も登場していますが、最初に記事を投稿した2010年の時点では皆無と言っても良い状況でした。

あの当時は、カロリーやフレーバーに関係なく、カフェインが入っていましたね。

ならば、「サイダー(ソーダ、ラムネ)」と言った炭酸飲料なら大丈夫か? と言いますと、残念ながらそうとも言い切れません。一部の商品には「カフェイン」の文字がありますので、ご購入時には十分に気をつけなればなりません。

こちらはむしろ、カフェイン入りのものが近年になって増えているような感覚もございます。

同じことが「スポーツドリンク」にも言えます。これについては、以前のブログでも綴っています。カフェインには脂肪燃焼効果があると綴ったように、スポーツ時の効率的な脂肪燃焼を狙って添加されていることがありますので要注意です。

さて、最近は「ノンカフェイン」を謳うものも増えましたが、「栄養ドリンク」もカフェインが付き物です。肉体疲労に効くものの他、眠気覚ましの要素で販売されるドリンクにも多く含まれております。

栄養ドリンクは「医薬部外品」で販売されることが多いのですが、よりカフェイン量が多くて「清涼飲料水」の扱いとなる「エナジードリンク」も、近年では広く出回るようになっています。ノンカフェインのエナジードリンクはかなり珍しいでしょう。

カフェインを受け付けない方で、ハーブティーを愛飲されている方もあるかと思いますが、ハーブティーなら全てノンカフェインであるとは限りません。カフェインを含む有名なところでは「マテ茶」が挙げられます。他にも警戒すべき商品があったりします。

ハーブティー同様、最近は世界各国のユニークなお茶が販売されていますが、緑茶をベースにしたお茶には注意が必要です。「ジャスミン茶(さんぴん茶)」「蓮(ハス)茶」は、カフェインを含むケースが多いです。

「トウモロコシのヒゲ茶」は、原料の100%がそれであればノンカフェインなのですが、少しでも緑茶が混ざるとカフェインを含むお茶になります。ヒゲでなくても、実と緑茶を合わせていれば、同様にカフェインを含んでしまいます。

他にも、思わぬものにカフェインが含まれるケースが沢山あります。原材料名に「カフェイン」と書いてあれば簡単なのですが、必ずしもそうでないことも多いです。

カフェインを見抜くのは大変なことですが、そうしなければ身の安全が保障されない…「カフェインアレルギー(カフェイン不耐症)」は何とも辛いものなのです。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2010年1月31日に投稿された記事『カフェインを含むもの その2』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月11日★
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