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チョコレートに潜む3つの危険要素

2月14日はSt.ヴァレンタインデー。日本では、女性が意中の男性にチョコレートを贈る日となっていますが、近年では「友チョコ」「逆チョコ」「ご褒美チョコ」なるものもあって、その商戦は年々加熱しています。

かつて、本ブログでも「チョコレートはカフェインを含む」と綴りました。私、管理人は、カフェインの中でもチョコレートでの症状が最も重く、呼吸困難や短期的ながらも記憶喪失を起こすなど、生命の危険にさらされたことがあります。

実は、チョコレートは「カフェイン」以外のアレルギー物質を含んでおり、それ故「チョコレートアレルギー」はかなり複雑なものだそうです。つまり、チョコレートで体調を崩しても「全てカフェインのせい」とは限らないのです。

では、チョコレートには、どのような危険物質が含まれるのでしょうか?  Wikipediaの「チョコレートアレルギー」の項とともにまとめると、次の3つが挙げられるでしょう。

① チラミン
② ニッケル
③ カフェイン

まず、①の「チラミン」とは赤ワインやチーズなどに含まれる物質で、高血圧発作を誘発するものだそうです。赤ワインやチーズを摂っていて、片頭痛や心拍数の上昇などの症状が起きる場合には、チラミンによるアレルギーも考えて良さそうです。

次に、②の「ニッケル」ですが、「金属アレルギー」を引き起こす物質でもあります(ニッケル以外にもアレルギーを起こす金属は存在します)。この症状がある方で、チョコレートでも同じ症状が出た場合には、ニッケルに反応したものと考えられるでしょう。

そして、③の「カフェイン」は、厳密に言えばアレルギー物質では無いのですが、不耐症(過敏症)と呼ぶには難があるほどの重い症状を引き起こすケースがございます。決して安易に考えてはならないでしょう。

以上の3つに注意したいところですが、ここで注意すべきことは、「チョコレートアレルギーの方は必ず、チラミンにも、ニッケル(ひいては金属)にも、カフェインにもアレルギー反応が出る訳では無い」と言うことです。

事実、私は赤ワインやチーズを摂って体調不良を起こしたことはありませんし、金属アレルギーもありません。しかし、コーヒーやお茶類などでは体調不良を起こしたので「カフェインアレルギー」と位置づけられたのです。

チョコレートの何に対して症状が出るのか分かりにくいため、摂る際には慎重さが欲しいところです。原因は明らかではありませんが、チョコレートを摂取後にアナフィラキシーショックで死亡した事例が日本でも挙がっています。

また、ここまで「チョコレート」と綴ってきましたが、「ココア」「カカオ」などでも同様のことが言えます。チョコレートで何らかの症状が出た際は、「チョコレートはダメだけどココアなら大丈夫」などといった発想を捨てましょう。

チョコレートで体調不良を起こす方にとって、過熱するヴァレンタイン商戦は辟易するものだと思います。ヴァレンタインデーに限らず、普段の生活で目にすることが多いだけに、不安も尽きないところでしょう。

本記事は、ブログ『カフェインアレルギーの歩む道』より、2010年2月14日に投稿された記事『チョコレートという危険物』を加筆修正したものです。
★最終更新: 2017年4月15日★
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