ある日突然カフェインを禁じられた 〜カフェイン好きの1週間カフェイン断ちチャレンジ〜


「カフェインアレルギー」「カフェイン不耐症」「カフェイン過敏症」でインターネット検索をすると、「カフェインを含むものが好きだったのに、ある日突然かかってしまった」といった記述がほぼ100%を占めているように思います。

私もその1人で、カフェインを含むものを徐々に受け付けなくなり、今では口にしようが吸い込もうが触ろうが身体に異変が出る状況となっています。ここまで来れば割り切ることも出来ました。

とは言え、かかったばかりの方にとっては「いや、まだ大丈夫だ」と思う一方で、「この先何を口にすれば良いのだろうか?」「本当にカフェインの無い生活を送れるのだろうか?」などと不安に感じることが多いかと思います。

そこで今回は、一時的ではありますが「カフェイン禁止」となった私の家族を通じて、カフェインの無い生活をどのように送っていけば良いのかを考えてみます。

医者から言われたら仕方が無い!?

2017年11月のこと。私の家族が急に腹痛を訴えて、仕事先から戻ってきました。自宅で暫く休んだ後、近所の内科医にかかったところ「急性胃腸炎の疑い」と診断されました。

その場で内服薬が6日分処方され、出来る限り安静に努めるよう指導されました。また、胃腸を刺激しない食事を勧められました。食事の準備をする私も、回復するまではその点に留意していくこととなりました。

「胃腸を刺激しない食事」となれば、刺激物の代表格とも言えるカフェインは禁止対象となります。調子を崩した本人は困惑気味でしたが、私自身は特に不安を感じませんでした。

今回、調子を崩した家族はカフェインを含むものが比較的好きで、普段は職場に持って行く水筒にはコーヒーを入れています。自分でチョコレートを買うことも多く、自分の時間が欲しい時はカフェに行くことも多いです。

果たして、カフェイン断ちの生活は上手くいくのでしょうか?

朝食がパンからご飯に変わった結果

朝食はご飯よりもパンが良いと話す家族ですが、その際に合わせるのはコーヒーで、「パン(トースト)とコーヒーだけで朝は十分」とさえ言ってしまうほどです。しかし今回は胃腸を労るために雑炊に切り替えました。

元々、家族は雑炊にコーヒーは合わないと思っていたのでしょう、私が普段飲んでいる「ルイボスティー」が欲しいと言ってきました。ルイボスティーは過去に飲んで美味しいと思っていたようですが、家族と同じものが欲しいと思ったのかも知れません。

雑炊とルイボスティーという朝食はすんなり受け入れられたようで、薬の服用が終わった今も時々出すことがあります。ルイボスティーは朝食以外でも飲む機会が増え、普段持ち歩く水筒の中身もルイボスティーに変わりました。

一般的にも言われることですが、ご飯が主体なので腹持ちが良く、合間にあれこれ食べることは少なくなったようです。また、変にイライラすることも無かったそうで、私の目から見ても痛い時を除けば落ち着いていたように思います。

症状が完全に治まるまで、コーヒーが欲しいと思ったことは無かったようで、カフェを使わなくても1人の時間を過ごすことは出来ていました。今はコーヒーを口にすることがありますが、明らかに飲む量は減っています。

「カフェインを受け付けない」ことは「何も口に出来ない」ことではありません。慣れるまでに時間がかかることもあると思いますが、出来ないと決めてかかる必要は無いだろう、と家族も話していました。

どうして他所に行くとカフェインに溢れているのだろう?

朝食は雑炊、昼食と夕食は柔らかめに茹でた麺類で対応し、間食はしないという生活の結果、家族は2日ほどで7割方まで回復していました。3日目の夕方は普段から参加している町内会によるパトロールに出ていきました。

戻ってくるなり「しまったなぁ」と話すので事情を聞いたところ、パトロール終了後、参加したメンバー全員でお茶を飲んだ際、一緒に出されたチョコチップクッキーを食べてしまったと言うのです。

飲み物は幸い、色々な缶飲料が出された中でコーンポタージュを選べたそうですが、茶菓子はチョコチップクッキーのみだったそうです。それがすぐさま胃腸に触ることは無いにせよ、カフェイン断ちの難しさを痛感した出来事となったようです。

カフェインを特に気にしない方であれば、お茶菓子はチョコレートを使ったものを普通に提供し、飲み物もコーヒーや緑茶などが当たり前と話す方も多いでしょう。確かに無難かつ定番の選択だと思います。

しかし、カフェインを受け付けなくなると、その構図が一気に崩れます。出される側になれば「口にするものが無い」となりそうですし、出す側となれば「何を選べば失礼に当たらないだろう?」と悩むところでしょう。

私も完全にカフェインを受け付けなくなるまでは、ずっと手探り状態でした。そんな中でも「カフェインと結びつく言葉(物質、材料)」が分かってくるようになると、次第に失敗の数はゼロに近づいていきました。

家族はまだ完全に「カフェインを含むもの」を理解し切れていないようですが、今現在は多少なり視点が付いてきたと話しています。

カフェインは無理に必要では無かったかも知れない

先述の内容と重なりはありますが、今回調子を崩した家族にとって、カフェインはさほど重要なものでは無かったようです。そんなこともあってか、調子が戻った後もカフェインを断っていた頃の食事を何の不満も無く口にしています。

体調不良は5日ほどで9割方回復し、薬を全て飲みきった頃には完全に戻った印象も受けました。その後は大きく体調を崩すことも、仕事に穴を開けることも無く過ごしています。

ある日のこと。カフェイン断ちの生活が続いたことで、思わぬことに気付いたと家族が話してきました。どうやらカフェインへの感受性が高まったようで、カフェインに弱くなったような気がすると言うのです。

詳しく聞くと、元々アルコール類が飲めない家族は、宴会の席で烏龍茶を飲んで過ごしていたそうです。ところが、普段飲む量と変わらないにも関わらず、カフェインが効きすぎて眠れなくなったと言うのです。

これが一時的なものなのか、はたまた今後も続くものなのか分かりませんが、カフェインには覚醒作用があって、夜に摂る際には特に注意が必要であることを身をもって知ったと話していました。

今回の件を通じて、家族の目からもカフェインを含むものとそうでないものがある程度見えてきたようですが、まだ完全に見抜けるまでには至っていません。適宜、情報を提供しながら感覚を掴んで貰おうかと考えています。

今月のまとめ

「カフェインを摂ってはならない」と言われると、「だったら何を口にしたら良いの?」と困惑される方もあると思います。しかし、カフェインの無い生活は決して不可能では無く、それだからこそのメリットもあります。

私の家族は体調不良で一時的にカフェイン断ちをしていましたが、食事内容が変わっても不満が出ることは無く、イライラが治まったり、間食が抑えられたりするなどのメリットを見て取ることが出来ました。

家の中ではカフェインを全く受け付けない私が管理したこともあって、カフェイン断ちは上手くいきましたが、出先だとそれが難しく、自力で完全に判別出来るまでには至っていません。適宜、情報を伝えながら慣れていくことになるでしょう。

それでも、カフェインが無い状態を苦に感じることは無いようで、体調が戻った今、コーヒーを口にすることはあっても、回数は圧倒的に減っており、むしろ療養中の食事が身体に合っているとも話しています。

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