チョコレートが入っていないという幸せ 〜チョコに見えてそうでないお菓子の世界〜

スーパーやコンビニエンスストアなどに行くと、様々な「お菓子」が並んでいます。しかし、カフェインを受け付けなくなってしまうと、並んでいるお菓子に占める「チョコレート」の割合がかなり高いことに気付かされます。

私もそうなのですが「お菓子大好き」「おやつ命」などと考えている方にとって、食べられないお菓子が増えるのは、ある意味で致命的とも言えます。

そんな中、一見するとチョコレートのように思えるものの、実際にはチョコレートを使っていなかったというお菓子も見られます。今回のコラムでは、そんな「チョコレートに見えてチョコレート不使用」というお菓子を幾つかご紹介していきいます。

※ 本記事で述べる「チョコレート」は、「チョコレート菓子」「カカオ」「ココア」「ココアバター」「カカオマス」などといった「チョコレート」と結びつきが深いものも含みます。

本情報は2018年5月15日時点のものです。今後、商品リニューアル等により内容が変更される場合もございます。どのような商品であれ、お買い求めの際は、必ずご自身の目で商品の原材料チェックを行うよう、お願いいたします。

ブルボンの袋ビスケットにはノンカフェイン商品が比較的多い

米菓やクッキー、グミなど幅広いお菓子を製造しているブルボンでは、写真のような比較的手頃な値段で買える「袋ビスケット」があります。その中には、カフェイン要素が含まれない商品が幾つかあります。

まず、向かって右の「ホワイトロリータ」は、昭和40(1965)年に誕生し、実に50年以上ものロングセラーとなっています。私も幼い頃からよく食べていました。

ソフトクッキーをホワイトクリームで包んだ品ですが、これがホワイトチョコレートではないと知った時は本当に嬉しかったです。高温下ではクリームが溶けやすいので、冷蔵庫で冷やしていただくのが私のお気に入りの食べ方です。

一方、向かって左の「エリーゼ北海道ミルク」は、軽いウェハースでミルククリームを挟んでいますが、このクリームもホワイトチョコレートではありません。

後ほど触れますが、「エリーゼ」と言えば、箱に入った「黒」と「白」の2色のウェハースが思い出されるかも知れません。こちらの商品だとチョコレート要素が入っているのですが、袋入りの「北海道ミルク」であれば問題無いと言えるでしょう。

写真でご紹介した2点以外にも、チョコレートを使っているように見えて実は使っていない商品がございます。例として「バームロール」は、ミニロールケーキをホワイトクリームで包んだもので、昭和53(1978)年からのロングセラーだそうです。

「バームロール」のクリームは、先の「ホワイトロリータ」に近いもので、写真と同じサイズの袋に入っているものであれば、カフェイン要素は含まれていません。

規格が変わればカフェインが加わるケースがある

先の項目で、同じ「エリーゼ」でも箱入りのものだと、カフェインを含むと綴りました。大袋(ファミリーバッグ)で販売されているものでも、カフェインを含むケースが殆どです。また「バームロール」も大袋ではカフェインを含むケースが見られます。

同じブルボンで同じ商品名でありながら、カフェインの有無が変わるケースが以前から見られます。中には期間限定の商品もあるため、その都度「成分チェック」をする必要がございます。

幸い、ブルボン公式サイトに掲載された商品は全て、インターネット上で原材料が開示されており、店頭に足を運ぶ前に確認をすることが出来ます。購入前のひと手間が危険から守ることになるでしょう。

「絶滅危惧」と言われたあのお菓子にもノンカフェイン商品が!!

「ヤマザキナビスコ」時代から販売され「ヤマザキビスケット」と社名が変わった今も販売されているお菓子のひとつが「ピコラ」です。パフェやプリンアラモードに刺さっていたお菓子という印象もあるかも知れませんね。

「ピコラ」と聞けばチョコレート味が思い出されるかも知れませんが、写真の「いちご」はチョコレートを含んでいません。2017年に期間限定で販売された「マンゴーヨーグルト」もチョコレートを含んでおらず、物によってはカフェインを気にしなくて済むのです。

スーパーや100円ショップなどに並ぶものの、必ず並んでいるとも言えない商品であるため、「絶滅危惧」と呼ばれたこともありましたが、今も期間限定商品が出ていることを考えると、そう簡単には絶滅しないと考えます。

上述の通り「ピコラ」の歴史は古く、販売開始は昭和51(1976)年とのこと。既に40年以上のロングセラーとなっています。社名変更に伴う商品改変の波にも負けませんでした。TVコマーシャルが無くても、商品を見れば「あぁ、あれね」と分かるでしょう。

こちらの商品も冷蔵庫で冷やしてから食べるのが私のお気に入りの食べ方です。

こんな贅沢なお菓子もノンカフェインだった!?

先の「ホワイトロリータ」や「ピコラ」など、クッキーにクリームがかかっている商品がありますが、同様に、クッキーでクリームを挟んだ商品もあります。そのクリームにチョコレートが含まれていなかったものを1つご紹介いたします。

「ミスターイトウ」のブランド名で知られるイトウ製菓から販売されている「ラングリー」シリーズのうち「バニラクリーム」は、チョコレートを使っていないものとなっています。

この商品で使われているクッキーは「ラングドシャ」と呼ばれ、軽くて口溶けが良いのが特徴です。ラングドシャは今でこそ簡単に手に入りますが、今回の商品が販売され始めた昭和55(1980)年は専門店で売られるのが殆どだったそうです。

事実、今でもお土産物として有名なラングドシャもあります。それを手軽に食べられるようにと開発されたのが「ラングリー」シリーズだったとか。写真にある6枚入りのものは100円ショップで買ってきました。

口当たりが軽いクッキーですが、クリームが挟まることで食べ応えが一気に増します。同社の「バタークッキー」や「バターサブレ」などの販売開始が昭和56(1981)年だったことから、「ラングリー」の成功が企業を如何に支えてきたかと感じます。

今月のまとめ

チョコレートに見えて実はチョコレートではないお菓子は意外と身近にあります。今回取り上げた商品の多くは、1970年代までに発売開始となったロングセラー商品で、簡単には販売終了とはならない人気の底堅さを感じました。

また、今回は「白い(= ホワイトチョコレートだろうかと思ってしまう)クリーム」を使った商品が多かったのですが、原材料をしっかり見ていけば、チョコレートやそれに由来した成分が無いケースに当たることもあります。

但し、同じメーカーで同じ商品名であっても、売り方の違いでカフェインの有無が変わるケースが見られます。商品名だけにとらわれず、いつでも原材料をチェックして安全に楽しく「おやつタイム」を楽しみたいですね。

【参考ウェブサイト(ホームページ)】

ブルボン 商品情報「袋ビスケット」
(今回登場した「ホワイトロリータ」「エリーゼ北海道ミルク」「バームロール」の他、「ルーベラ」や「レーズンサンド」など、カフェイン要素を含まない菓子も数点掲載されている)
ヤマザキビスケット 製品一覧カタログ「ピコラ」
(「ピコラ いちご」が対象)
◉ ロケットニュース24 『【絶滅危惧お菓子】今こそ「ピコラ」の魅力を全力でお伝えしたい』
イトウ製菓 商品シリーズ「ラングリーシリーズ」
(「ラングリーバニラクリーム」および「6枚ラングリーバニラクリーム」が対象)

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