春眠暁を覚えたい 〜カフェインに頼らない眠気覚ましはあるの?〜

本日(初回更新)は2019年2月15日。立春が過ぎ、暦の上では「春」を迎えています。春を思わせる天気もそろそろ増える頃ですが、冬の空気もまだまだあります。寒さで中々目が覚めないと仰る方もあるかも知れません。

また、日々の生活で忙しさを強く感じる中で「どんなに寝ても寝足りない」と仰る方もあるでしょう。個人的には無理をすることを良しとは思いませんが、どうしても頑張って起きなければ…という場面も結構あるものです。

そこで今回は「眠気覚まし」をテーマとし、カフェインを受け付けない方が取り入れやすい方法を一緒に考えていきたいと思います。

よくある眠気覚ましはカフェインだらけ

眠気が来る時、または来てほしくない時に「眠気覚まし」として何かしらの方法を取ろうとする方は多いと思います。「コーヒーを飲む」「眠気覚まし用のガムやタブレットを口にする」「エナジードリンクでキメる」などと仰る方も多いでしょう。

ちょっと待ってください。いずれの商品も、多くの場合で「カフェイン」が入っていますよね? カフェインを受け付けない方は手を出せない方法ですね。カフェインが主成分の眠気覚まし薬なんて以ての外ですよね。

そんなこともあって、カフェインを受け付けない方から「眠い時は、どうやって眠気を飛ばそう?」といった不安の声を聞くことがあります。何かを口にして眠気を飛ばす方法というのは、手軽があるが故に、道が断たれると困り果てることでしょう。

しかし、カフェインを含む眠気覚まし商品の中にも、カフェインを回避するヒントが書かれたものがあったりします。勿論、カフェインとの合わせ技だと今回の本筋に反しますが、そのヒントだけに焦点を絞ると、希望が見えてくるでしょう。

メントールでクールにキメるには注意が必要

カフェインを含む眠気覚まし商品の中には「メントール」も配合された商品が見受けられます。メントールは、ペパーミントや薄荷(はっか)などに含まれる「スースーする成分」と言えば分かりやすいかも知れません。

メントールが皮膚や口中に触れると、スースーと涼しい感覚が得られたり、時に冷たいと感じられたりするでしょう。実際にメントールが触れた箇所の温度が下がる訳では無いそうで、メントールは「冷たさ」を感じさせる成分と言えるでしょう。

また、メントールの香りが鼻に抜けると、気分がスッキリするという経験を多くの方がされていると思います。メントールは時差ボケ対策にも使われることがあり、眠気覚ましにも向いていると言えるでしょう。

そういった点を活かした商品は多く、カフェインを含まず、メントールで勝負している商品もあったりするものです。眠気覚ましと謳っていなくても、結果的にはその役割を果たすことも期待されます。

例えば、汗を拭きとるシートやボディローションなどにメントールが含まれるケースがあります。顔への使用や皮膚が弱い方などは十分に注意すべきですが、肌がサッパリするなど、手軽にメントールの効果を体感出来るでしょう。

食品でもメントールを含むものは多いです。ミントを使ったガムやタブレット、飴などであれば、気軽に試すことが出来るでしょう。ついつい、くせになって食べすぎないようには注意したいものです。

また、ペパーミントや薄荷の精油を使って、アロマテラピーを行う方法もあります。ティッシュに1〜2滴落として部屋中を香らせるだけでも、気分が冴え渡るかも知れません。トリートメント(マッサージ)で使う時は低濃度に薄めること。原液の直接使用は厳禁です。

メントールの毒性は低いとされていますが、慣れやくせを防ぐ意味でも、過度の使用にならないようにしたいものです。

昼夜のメリハリも付ける「噛む」という力

さて、「眠気覚まし用」と謳ったガムが広く出回っています。多くの場合で、カフェインやメントールが含まれており、それらの「覚醒作用」を期待していると考えられます。しかし、ガムには眠気覚ましに有効な性質を持っています。

それは「噛む(長い時間噛み続ける)」こと。ガムは否が応でも「噛む」商品です。噛む動きは、顎(あご)や歯に良い刺激となります。勿論、食べ過ぎは良くないですが、適度に適量を噛むことは悪いことでも無いでしょう。

よく噛んで食べることを習慣にすることで、昼夜のメリハリが付き、脳が活性化されるという研究結果も発表されています。カフェインを受け付けない方でも、メントール入りのガムであれば「良いとこ取り」が出来るかも知れません。

よく噛むことが大事となれば、口に入れるものの「硬さ」も大事になってくるでしょう。「噛み切る(噛み潰す、噛み砕く)力」に加えて、「長く回数多く噛むこと」も眠気覚ましやメリハリのある生活に大切だと考えられます。

かつて、スポーツ選手がガムをグチャグチャと噛みながら試合に臨む姿は「みっともない」と言われていました。しかし、噛むことでプレーのメリハリや集中力が付くことが分かった今では、ガムを噛みながらのプレーも許されるようになりました。

タイミングや量などを考えて「噛む」という眠気覚ましを取り入れるのも一手でしょう。そのことが昼夜のメリハリをつけ、眠くなっては困るタイミングでの眠気に打ち勝つ力ともなりそうです。少しずつ食べ物の硬さを上げながら習慣化するのも良さそうですね。

新たな発想「酸っぱさ」で目を覚ませ?

高速道路で長距離を移動する際、パーキングエリアやサービスエリアでの休憩が大事になってきます。これらの場所では眠気覚ましにつながる商品が多く販売されています。

先日、私も高速道路のパーキングエリアを利用する機会があり、写真の「超レモン」という飴を買ってみました。姉妹品で「激ミント」というカフェインとメントールを含んだ飴がありましたが、「超レモン」にはカフェインが含まれておりません。

パッケージには「酸っぱさ 従来品比2倍」とあり、痛い目に遭うかも知れないと思いつつ口にしたところ、これが適度な酸っぱさで、緩やかに眠気が覚めるのを感じました。大粒の飴なので、頬張っている時間は長めでした。

「眠気覚まし」と聞くと、つい「辛い」「苦い」「清涼感」などといった食品を思い浮かべがちですが、今回の「超レモン」を食べてみて「酸っぱい」というものも選択肢になるのだろうと感じました。

干し梅やレモン果汁を多く含むドリンクなどが「酸っぱい眠気覚まし商品」にあたるかも知れません。一部の眠気覚まし薬には苦くて酸っぱいグレープフルーツの味を付けたものがあるようで、企業も「酸っぱさ」に注目しているのでしょう。

尚、今回の「超レモン」はパーキングエリアまたはオンラインストアでの販売とのこと。噛んで楽しめるタブレットタイプもあるそうです。そして、販売元のビンズ株式会社は「パインアメ」で知られるパイン株式会社の子会社です。

今月のまとめ

眠ってはいけない時に眠気が来てしまう場合、眠気覚ましに何かをしようとお考えの方は多いと思います。「眠気覚まし」と謳う商品は数多く出回っていますが、カフェインを含む商品が多いことが難点に感じられる方も多いのではないでしょうか。

涼しさや爽快感が得られるメントールは、食品に限らず、日用品やアロマテラピーなどでも取り入れられます。使い方に注意すべき点はありますが、手軽に試せるとあって人気が高いようです。

味の面で言えば「辛い」「苦い」などに加えて「酸っぱい」という要素も眠気覚ましに有効ではないかと見られています。レモンを使った商品の他、干し梅やグレープフルーツ味のものなども上手く利用出来るのではないでしょうか。

「噛む」という行為を大切にすれば、眠気覚ましになるだけでなく、昼夜のメリハリがついて、予想外の時間に眠気が付くことを防げるという研究結果もあります。ガムだけでなく、硬さのあるものを長く回数多く噛むことも習慣に入れたいものです。

眠気に困るという経験を多くの方がされてきたと思います。個人的には、差し迫ったものが無い限り、無理をしてまで目を覚ますことを良しと思っていません。

もしかしたら重大な病気が隠れているかも知れませんし、新たな病気を生み出す可能性もあります。事態が重くなりそうだと感じた時は、医療機関にかかることも考えるべきでしょう。

【参考ウェブサイト(ホームページ)】

Wikipedia『メントール』
東洋経済オンライン『「14時頃に眠くなる人」が知らない睡魔の正体』
ビンズ株式会社ネットショップ 「超レモン」
同「超レモンタブレット」